2024.04.27
最新FPVドローン「DJI Avata2」初フライト&レビュー!
FPVドローンってなに?
「FPV」とは”First Person View(ファースト・パーソン・ビュー)”の略で、一人称視点という意味です。つまり、ドローンから見た視点のことで、操縦者はドローンから見える景色をゴーグルを通してそのまま見ることができるようになります。
■どういった仕組みなのか。
FPVではドローンに搭載された映像送信器(VTX)から映像を映像受信機(VRX)へ電波で送信しています。DJIのFPVはドローンで撮影した映像をデジタル変換し、2.4Ghz帯で伝送を行っています。使用する周波数帯域が5GHz未満なので、アマチュア無線の資格も必要なく、初めてFPVに挑戦しようとする人もドローンの登録のみでフライトすることができます。
DJI Avata2
FPVドローンながら、組み立て等が不必要な完成品ドローン。また、上記で記載した通り、資格等も不要!また、リモートIDも内蔵されており初心者に優しい設計になっています。
■高性能なカメラを搭載
FPVを買おうかなと悩んだとき、一番気になるのが映像が綺麗かどうか。ではないでしょうか?例え、アクロバティックな動きができても、今の時代、映像が綺麗でなければなかなか…。しかし、Avata2はDJI Mini 4 ProやDJI Air3と同サイズの1/1.3インチセンサーカメラが採用されています。写真は1200万画素、動画は最大4k60pで撮影可能。また10bit D-logでの撮影もできるため、色にこだわりたい方にもオススメです。
また、電子手振れ補正機能”RockSteady”と”HorizonSteady”を搭載しているため、滑らかな映像の撮影が可能です。
■持ち運びがしやすいコンパクト設計
端的に。かなり小さいです。折り畳み等はできないですが、小さめの鞄等でも入る大きさです。DJIからソフトケースも販売されておりますので、気になる方は一度見てみてはいかかでしょうか。
■直感で操作!モーションコントローラー
空撮ドローンと違いFPVは複雑な動きが可能なのが特徴です。しかし、その分操作は難しいのは当然のことですよね…。
そこで今回採用された”モーションコントローラー”、簡単に言うと手首のひねりで自分がコントローラーを向けた方向にドローンが進んでくれます。任天堂スイッチなどのコントローラーを想像していただくとわかりやすいかもしれません。
空撮ドローンを普段操縦する私にとって少し操作しにくいイメ―ジを持っていましたが、これがまぁ操縦しやすいかつ、楽しい!簡単ACROという機能もあり、スティックを倒すだけでフリップしたりなどの技も繰り出せます。
一方、リモートコントローラーで操作することももちろん可能です。マニュアルモードにすることで、かなり高度で複雑な動きをすることが可能です。モーションコントローラーではできない動きができますが、マニュアルモードは本当に操縦技術が必要です。その分練習も必要な上、墜落するリスクも高くなります。
初フライト!
ドローン登録を完了し、ついに初フライト!コチラ↓↓↓が初フライトの際の撮影できた映像です。かなり画面酔いする可能性が高いので、三半規管が弱い方は、早めの視聴中止を推奨します。
このように初めての操縦でもかなりかっこいい映像を撮影することができます。
色々な場面で活躍する可能性のあるAvata2!今後の練習映像も定期的に更新したいと思います。
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