大分にて前撮りオープニングムービー
2023.06.26 ブライダル制作ノウハウご依頼を検討中の方へ2024.01.28
プロモーション動画の作り方とは?制作のポイントや事例を紹介
製品やサービスを宣伝するために用いられるプロモーション動画。マーケティングのデジタル化が進みネット広告が日常に溢れている今、制作を検討している企業や団体も多いことでしょう。
「専門知識がなくてもプロモーション動画は作れる?」
「実際のプロモーション動画の制作方法は?」
などの疑問を抱える方々へ。本記事では、プロモーション動画がもたらすメリットや制作のポイントなどを具体的に紹介していきます。
自分で制作できるかの判断材料にもなるので、動画制作会社に依頼するか検討している方も、ぜひ参考にしてくださいね。
プロモーション動画とは
プロモーション動画とは、商品やサービスの販売促進や広告宣伝活動のために制作された動画全般のことを言います。
TVで流れているCMもプロモーション動画のひとつ。商品やサービスの魅力を伝えて、消費者の購買意欲を高め、販売数を増やすことが目的です。
新入社員・新入生を集める企業や学校紹介動画などもプロモーション動画の一種。企業や自治体などのブランディング、認知拡大にも役立ち、結果的に収益へとつながることが期待できます。
動画によるプロモーションのメリットについては、次章で詳しくみていきましょう。
動画によるプロモーションのメリットとは?
プローモーション動画を活用することで得られるメリットは下記の3つ。動画にすることで、新聞や雑誌といった紙媒体による広告とは、異なる効果が期待できるのです。
・短時間で内容を理解しやすい
・幅広い年齢層の記憶に残りやすい
・視聴者から拡散されやすい
ひとつずつ詳しく解説していきます。
短時間で内容を理解しやすい
文章がメインのプロモーションの場合、文字を目で追い理解するまでにどうしても時間がかかってしまいます。とくに街中や通勤中などの意図せず目にする広告だと、細かい部分までは把握しにくいといえるでしょう。
しかし、動画であれば視覚・聴覚の両方にアプローチすることができます。文字だけでなく映像や音楽、BGMやアニメーションなどを用いて表現できるため、競合との差別化にも効果的! 直感で理解しやすいのが魅力です。
幅広い年齢層の記憶に残りやすい
「CMの歌が頭から離れない」「この曲を聴くとあの商品を思い出す」ということってありますよね。
とくに音は、意識していなくても耳に残ったり、文字が読めない子どもや視力の弱いひとまで、老若男女問わず多くのひとたちに届きやすいのが魅力です。
プロモーション動画は表現方法の豊かさが最大の武器。映像にも動きがあるため消費者を世界観に引き込みやすく、企業や商品のブランディングにも大変効果的といえます。
視聴者から拡散されやすい
スマホの普及により、今やSNSでの情報発信は欠かせません。魅力的なプロモーション動画は、YoutubeやTikTokなどの動画サイトに拡散されやすくなるでしょう。
視聴者の興味をひくほど、関連動画やおすすめの動画にも出てきやすく、受動的なユーザーへのアプローチになります。
商品やサービスに関心がない不特定多数の層にも、認知度を高められる可能性がありますよ。
プロモーション動画の主な活用目的と種類
プロモーション動画は、主に3つの団体で制作・利用されています。
・企業……企業の事業、商品紹介
・学校……入学希望者募集
・地方自治体……観光PR
上記に当てはまるなら、とくにプロモーション動画を作成する価値あり! 活用目的を明確に設定することで、より視聴者に効果的なコンテンツを制作することが可能です。
主な活用目的
ここからは、プロモーション動画を制作する3つの活用目的について解説します。
商品やサービスの宣伝
いわゆる販売促進です。プロモーション動画で、商品やサービスの魅力を伝えることができれば、視聴者の購買意欲を高めることができます。
動画の場合は静止画と違い、実際に商品やサービスを利用している様子が分かりやすいので、視聴者もイメージしやすくなるでしょう。
認知度の向上
商品を売るにも観光地に来てもらうにも、まずは「存在を知ってもらう」必要があります。
知ってもらうものの特徴や付加価値など、具体的な情報を視覚的に伝えましょう。視聴者を動画に引き込むことで、コメントや共有などのアクションに結びつけることができます。
ブランドイメージの形成
ブランドのイメージは、ユーザーの共感や信頼に直結します。プロモーション動画で認識されているイメージの向上ができたら、より愛され、長期利用が期待できるでしょう。
また、他社の商品やサービスとの違いを明確に示すことができ、ファンの増加にもつながるのです。
プロモーション動画の種類
プロモーション動画には、さまざまな種類があります。
【動画の種類の一例】
・ストーリーテリング動画
物語やストーリー仕立てで視聴者の興味をひく動画。
・デモンストレーション動画
商品の操作手順やサービスの使用方法を紹介する動画。
・イベントプロモーション動画
イベントのハイライトや予告編を映像化。特定のイベント宣伝を目的とした動画。
・インフォグラフィック動画
図表やイラストなどを用いて情報を視覚化した動画。
・インフルエンサー動画
インフルエンサーの影響力を活用して商品やサービスの魅力を紹介するコラボ動画。
・サイネージ用動画
屋内外に設置された液晶ディスプレイに情報を表示する動画。
・SNS広告用動画
ソーシャルメディアプラットフォームで利用される短い動画広告。
例えば、情報の拡散力が高いインフルエンサーと企業がコラボすることで、より多くの人に企業を知ってもらったり、企業の製品に対してインフルエンサーのファンの購買意欲を高めることができます。
それぞれに特徴があるため、ターゲット層や目的に合わせて最適なものを選べば、視聴者に響きやすい動画となるでしょう。
プロモーション動画の作り方
実際にプローモーション動画をつくるには、何から始めればいいのでしょうか?
プロモーション動画は、マーケティングにおいて重要な戦略のひとつ!失敗しないように、動画制作の流れを確認しておきましょう。
・①制作する目的を明確にする
・②シナリオや演出などの構成を企画する
・③企画した構成を基に撮影する
・④視聴者が分かりやすいよう編集する
①制作する目的を明確にする
「何のために動画を制作するのか」この目的が明確でないと、誰に対してどんな動画を作成すればいいのかがはっきりせず、動画の方向性や公開する媒体も決まりづらくなります。
動画の方向性を決めるため、5W1Hに当てはめて具現化してみましょう。
・When……いつ公開・配信するか
・Where……どこで公開・配信するか
・Who……誰に対して公開・配信するか
・What……何を公開・配信するか
・Why……なぜ公開・配信するか
・How……どのように公開・配信するか
動画には伝えたい魅力をついつい盛り込んでしまいがち。本当に訴求したいことが視聴者に伝わるように、指標を決めておくことが大切です。
②シナリオや演出などの構成を企画する
目的が明確となったら、指標に沿ってプロモーション動画の構成を企画しましょう。
動画の種類を決め、動画全体のシナリオを固めることが必要です。最後まで離脱せずに見てもらうために、分かりやすくコンパクトにまとまった動画を意識してください。
また、商品やサービスに興味を持ってもらうためには印象に残る演出が不可欠です。
実写動画の場合は、演者決めや出演承諾などの依頼・契約も済ませておきましょう。
③企画した構成を基に撮影する
いよいよ撮影です。企画した構成を基に、プロモーション動画に必要な映像やイラストなどの素材を用意します。
規模によって撮影日数は大きく異なりますが、撮影には専用機材やカメラワークなどのノウハウも求められるため、プロに依頼するのがおすすめです。
また、アニメーション動画であればアニメーター、オリジナルキャラクターを入れるならイラストレーターに依頼するということも頭にいれておく必要があります。
④視聴者が分かりやすいよう編集する
集めた素材や映像を組み合わせて編集し、視聴者に分かりやすいプロモーション動画に仕上げましょう。必要に応じて字幕やBGMなどを入れ、無駄な部分は潔くカットすると視聴者ファーストの動画になります。
クオリティの低い動画は、最後まで視聴してもらう可能性が低く、商品やサービスの印象を下げかねません。メッセージをきちんと伝えられるように、編集はとても重要な作業ということを理解しておきましょう。
動画制作に失敗しないためには、専門の制作会社に依頼するのもひとつの手!プロに頼んだ方が時間とコストを抑えられるケースが多く、クオリティの高さも◎です。
プロモーション動画を制作する際のポイント
せっかくプロモーション動画を制作したのに、思うような結果が出なかった…ということは避けたいですよね。ここでは、プロモーション動画を制作する際のポイントについてご紹介します。
・競合をしっかり調査しておく
・冒頭でインパクトを与える
・動画時間は短めに作る
・動画にメリハリをつける
・スマホで見やすい動画にする
ひとつずつチェックしていきましょう。
競合をしっかり調査しておく
競合他社との差別化を図るために、事前調査は大切です。同じようなプロモーション動画を制作しては話題性もなく、アピールも弱くなってしまいます。
逆に、自社のコンテンツに応用できる他社の成功事例を見つけることで、動画がバズるヒントを得られるかもしれません。
冒頭でインパクトを与える
注目されるプロモーション動画になるには、冒頭で視聴者にインパクトを与える必要があります。
勝負は冒頭の数秒~10秒間。Web上に公開されている動画コンテンツは、おもしろくない・興味がないと判断されるとすぐにスキップやスワイプをされて離脱率も高くなります。
瞬時に人の心を掴むため冒頭の演出にこだわり、その後に商品名やサービス名などを発信するとよいでしょう。
動画時間は短めに作る
とくに若者に支持されているTikTokはひとつずつの動画が短く、YoutubeやInstagramなどのSNSもショート動画が人気です。
時間が長すぎる動画は、内容が冗長になりがちで重要な部分が分かりにくいのが難点。視聴者が飽きてしまう可能性が高くなるので注意しましょう。
プロモーション動画にはついつい多くの情報を詰め込みたくなりますが、動画時間は短くコンパクトに仕上げるように心がけることが大切です。
動画にメリハリをつける
より人を惹きつける動画にはメリハリがあります。
撮影したものをただ繋ぐのではなく、音楽を入れたりカメラワークにこだわったり、視聴者を飽きさせない工夫が必要です。
プロモーション動画は短時間に必要な情報を伝えたいので、最後まで離脱されないようにテンポ良く視聴者の興味をひきましょう。
スマホで見やすい動画にする
プロモーション動画は、YouTube、Instagram、Twitter、TikTok など多くのプラットフォームで配信可能です。
スマホの場合、通勤途中や休憩中など、外出先に関わらず動画を視聴することができるので、スマホで見やすい動画にするのがおすすめ。SNSで拡散される可能性も高くなり、2次的な広告効果も期待できるでしょう。
プロモーション動画の参考事例
続いては、実際に配信されているプロモーション動画の制作事例をご紹介します。
制作を検討しているかたの中には、自分で作成するか専門の制作会社に依頼するかを決めかねているかたもいると思うので、ぜひ制作の判断材料にしてみてくださいね。
株式会社ステッカートレーダージャパン
株式会社ステッカートレーダージャパンの車両マーキングの説明動画です。
会社の外観から始まりテンポ良く映像が切り替わるので、冒頭部分で引き込まれます。伝えたいポイント部分がところどころ図表で紹介されており、視覚的にも理解しやすいのが魅力です。
ユーザーへのプロモーション目的だけでなく社内の新人研修にも活用されています。
JR九州 ホテルオークラハウステンボス
世界的に有名なリゾート施設、ホテルオークラハウステンボスのホームページ用動画です。
ハウステンボスに向かうまでの道中の映像にわくわく!美しい庭園や周辺の自然の風景が上空から撮影されています。施設内の様子や食事の映像もあり、実際に行ってみたいと思わせてくれる4分弱です。
一般社団法人 高千穂町観光協会
観光地で有名な高千穂峡のプロモーション動画。
九州でもっとも深い森の中にある高千穂の、神秘的で美しいイメージに合わせ、優しくも力強いBGMが挿入されています。
ナレーションなどの言葉は入れず、鳥のさえずりや水の流れる音のみ使用。高千穂峡の魅力を映像だけで全面に押し出し、ダイレクトに影響を与えています。
まとめ
本記事では、プロモーション動画がもたらすメリットや制作のポイントについて紹介しました。
▼プロモーション動画がもたらすメリット
・短時間で内容を理解しやすい
・幅広い年齢層の記憶に残りやすい
・視聴者から拡散されやすい
動画コンテンツは、テキストや写真よりも与えられる情報量が多いので、記憶に定着しやすいのが魅力!プロモーション動画を有効活用すれば、幅広い層に認知され利益が大幅に伸びる可能性があります。
SNSでの拡散も期待できるので、プロモーション動画の制作を検討しているかたは、ぜひ導入してみてください。
この記事を読んで、自分で動画制作をするのが難しいと感じたかたは、プロに任せることを視野にいれてみるのもよし!トータルでの時間とコストが抑えられる可能性も大です。
株式会社スタジオナナでは、プロモーション動画の制作実績があるので、ぜひ下記からお気軽にご相談ください。